2012年3月18日日曜日

マイノリティ~。

鎌仲ひとみ監督の『六ヶ所村ラプソディー』。
無農薬でお米をつくり続けていた女性の稲が放射能で汚染されていき、お米を直接販売していたお客さんにそのことを隠さず通達し、そしてお客さんが離れていく。
脱原発が極めてシンプルだった。いいお米を作り続けたいのに放射能なぜ??
その女性のつくることに思いを込めるっていう姿に深く感動しつつ、雇用&失業問題、自分もその立場にいたらそうなってしまう(再処理工場で働く)のかなと思う。
職がない時の焦り具合はほんとに焦る。しかも、家族を養う立場であれば猶更でしょう。
『華氏911』で入隊する人々の多くは貧困層だったはず。
 
宮台真司さんと飯田哲也さんの対談本『原発社会からの離脱』(講談社現代新書)で言及されている「反原発」「左翼」「環境派」というトリプルマイノリティ、これらのレッテルを貼りかえる「経済」「イデオロギー・フリー」「脱原発フリー」への移行。環境派という視点からではなく経済という視点から自然エネルギーを促す。

ソフトバンクが脱原発キャンペーンをして、ソフトバンクユーザーが一気に増えたら変わるのかと夢想したりもし。

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